パッキャオ 対 メイウェザー 『 傷だらけの栄光 』から『 タワーリング・インフェルノ 』


私はこの試合を六本木のスポーツバーで観戦し
試合前と試合後の2回 フジテレビのグッティのインタビューを受け
必ず両者のリマッチはあると思うと言っておきました
残念ながら、番組では僕のインタビューは使われなかったのですが
9月の試合で引退を決めていたメイウェザーが、右肩を痛めていた
パッキャオとのリマッチを望み、再び両者の試合が行われる可能性があります
試合を観ていた方ならわかりますが、終始 アグレッシブに攻撃をしていたのは
パッキャオで、コーナーに追い詰められては、逃げる際に、軽くジャブをしていた
メイウェザーの勝利に、会場は大ブーイングで、これがもし 柔道であれば
メイウェザーの試合運びは、積極性のない為に、指導の注意が何度も審判から
されていた事でしょう
ハッキリ言えば、技のかけ逃げで、逃げながらパンチをしている為に
腰が入っておらず、当てられた側のパッキャオには、何もダメージがありませんでした。
これで 3-0 の判定勝ちだったのですから、本当にメイウェザーは史上最強の
ボクサーだったのか?
そしてパッキャオが、ケガをしていた報道で、勝ったメイウェザーも
もう一度 完璧な状態のパッキャオとの再戦を考えたのでしょう
実は引退を決めていたメイウェザーは、次の49戦目の試合で
『 傷だらけの栄光 』のモデルである、ローキー・マルシアノの
49戦49勝の記録に並びます

★ロッキー・マルノアノとニューマン
本人は、その記録に並んで引退を決めていたのですが
パッキャオとのリマッチが実現すれば、50戦50勝の新記録となって
名実とも史上最強のボクサーになれる可能性があります
しかし もしリマッチでパッキャオが勝てば
それは マックィーンとニューマンが出会った 『 傷だらけの栄光 』から
18年後に『 タワーリング・インフェルノ 』でニューマンを超えて
No.1 になった マックィーンの人生ともダブルものがあります
裕福な家庭で育ったポール・ニューマンと、社会のどん底から
世界No.1 になった マックィーン
ボクシング一家のエリートであるメイウェザーと
花売りなどを路上生活から這い上がった パッキャオ
大ブーイングだったディフェンスで逃げて勝つスタイルを捨てて
前に出てメイウェザーがリマッチに挑む時に、パッキャオに勝機が
訪れるチャンスがあると思います

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