ニコラ・テスラと秘密結社プルス・ウルトラ

秘密結社プルス・ウルトラが物語の核として入っている
映画『 トゥモローランド 』とは
従来のディズニー映画=子供が楽しめる作品
では全くなく
『 トゥモローランド 』=事実と空想を混ぜ合わせた大人向けの謎解き映画
として緻密な計算の元に作られている映画であり
ある意味 雑な物語進行は、我々への謎解きを見破ってみろよと
意図して作られていたのかも知れませんが
映画と同じ1889年のパリ万国博覧会には、作ったエッフェルはもちろん
エジソンも行っていますし、ジュール・ヴェルヌも行っています
テスラもアメリカに渡って以降初めて故郷と、パリ万国博覧会へ行っています
実際にエッフェル塔の展望台には、映画と同じように蝋人形がある
小部屋があり、そこにはエッフェルとエジソンが語り合っているように
セッティングされています

★左がエジソン、右がエッフェル
ただ映画で描かれているように4人が仲良く一致団結し
秘密結社プルス・ウルトラを作っていた事はないでしょう
1884年 当時28歳でテスラはアメリカに移住します。
そしてエジソンの電灯会社のエジソン機械工場に採用され、
エジソン電灯会社の抱えている問題の解決策の検討に従事しました。
当時、直流電流によって、電球と電力を販売する事業を展開していて、
顧客の急激な増加に対応するのに会社の負担が増大する問題を抱えて折り、
経済的な配電方式の開発が急務でした。
そこで、テスラは直流方式から交流電流に転換する事業改革をエジソンに提案をしました
エジソンはもしそれが出来たら5万ドル(現在の通貨価格は約100万ドル)提供しようといい、
彼の提案を受け入れました。
そして約1年間、その具体的な対策を検討し革新的なアイデアを幾つかの特許として
申請し改革のめどが立ち、テスラが、エジソンに5万ドルの件を尋ねると、
『 君はアメリカのユーモアを理解していない』と答え、
エジソンは約束を守りませんでした。
激怒したテスラは直ぐに会社を辞めて、以後 二人は犬猿の仲となるのですから
1889年のパリ万国博覧会の時に、テスラとエジソンが再び
タッグを組んでいたプルス・ウルトラの設定は、
ここで現実離れします

もし映画のように4人が誰も知らないところで一緒に
秘密結社プルス・ウルトラを作っていたとしたら
エジソンとテスラの電流戦争が起こっていませんし
発明王エジソンの成功の裏で孤独死をしたテスラの人生が結びつきません
★テスラ 対 エジソン
まぁ 映画では4人のドリーム・チームがあったという設定にして
本筋は、テスラであるのが、その後の万国博覧会でも証明されていきます
パリ万博の4年後の1893年にコロンブスがアメリカ大陸発見の400周年だったのを
記念に開催された万国博覧会はシカゴ・コロンブス万国博覧会と呼ばれ
この博覧会はテスラが発明をした交流電流が採用され、25万個の電灯を
ともし、世界中から来た人々がテスラの発明を認めだします


交流電流の普及に力を入れていたのでエジソン・ゼネラル・エレクトリックを
1892年に吸収合併したゼネラル・エレクトリックでさえ、
交流用の設備の生産を開始することをシカゴ博覧会の1年前に決定をしていました。
そしてナイアガラの滝の発電所にもテスラの発明した交流発電機が
ウェスティングハウス・エレクトリック社によって取り付けられ
エジソンの直流発電に代わって、テスラの交流発電がアメリカ社会の発展を
支えていくのですが、その後は年表通りの
1901年、J・P・モルガンの援助により、ロングアイランド、ショアハムに高さ57mの無線送信塔「ウォーデンクリフ・タワー」 (Wardenclyffe Tower) の建設を開始。1905年に完成するも、その後モルガンとの関係が悪化して資金繰りに詰まり、研究は中断。アメリカ合衆国が第一次世界大戦に参戦すると、1917年にタワーは標的にされるとの理由で撤去された。
1915年、エジソンとともにノーベル物理学賞受賞候補となるが、共に受賞せず。双方が同時受賞を嫌ったためとも言われている。1930年代にも受賞候補に選ばれるが、受賞はしなかった。
1916年、米国電気工学協会エジソン勲章の授与対象になり一度は断るものの(後述)、再考して1917年にこれを受ける。[1][2]
1943年1月7日、ニューヨーク・マンハッタンのニューヨーカー・ホテルで死去。86歳。
1937頃には肺炎を患い、晩年を病と孤独で過ごす事となるのですが
そんな時 1939年に開催されたニューヨーク博覧会には
なんとテスラ・コイルが展示され、来客者を驚かしていたのです

そして4年後にテスラが亡くなった後に、アパートから
テスラの発明資料がFBIによって持ちさられ、ナチスの
UFOテクノロジーなどと一緒に、最高機密してその研究開発が
進められている部署を、映画『 トゥモローランド 』では
秘密結社プルス・ウルトラという呼び名になっているのです
これは第二次世界大戦後の米ソの冷戦時代の真裏で
進められていた最高機密であったので、誰もその核心部を
知ることなく、20世紀は化石燃料によって環境汚染や戦争
貧困の拡大、紛争が起こっていったのですが、現実世界では
『トゥモローランド』の物語と同じ1964年のニューヨーク博覧会にて、
隠されていた部分のカミングアウトが始まります

それはこの博覧会でディズニーがリリースしたレコード盤には秘密があり
レコードの針を、ある特定の位置に乗せる事で
通常では聴けないレコードに収録された録音が聴くことが
出来る仕掛けになっていたのです
それが、これです
このナレーションは、自然界にエネルギーがあって、それを利用すれば
自由に空を飛べ、我々は月でも、どの惑星でも自由に移動でき、世界で通信が出来てなどの
素晴らしい発展の未来世界が実現することを教えてくれているのですが
それはつまり、テスラが提唱していた自然界のエネルギーを使い、テスラの
発明品を使うことで信じられないほど凄い未来社会が出来ると言っている
完全なネタバレのメッセージだったのです
しかし本当にこのレコードが1964年当時のものなのか、それとも『 トゥモローランド 』
の制作を決定していたディズニーが、映画の内容に合わせて
レコードの年代を1964年にして、秘密のメッセージを録音したものなのか?
このレコードの出所がどこなのかは、今もつかめていません
そのレコードの仕組みは、この映像で確認出来ます
そのレコードを、アメリアという女性が、2年目前に
Youtubeの動画をアップしたゲーム・センターさんに送って
いた事実は記載されています
しかし、このアメリアさんも、あのプルス・ウルトラの最新動画で
登場した近代メンバーのウォレスさんとグルで、映画『トゥモローランド』
の謎解きをしてみろと我々にメッセージを送っている人間です
★アメリアさんのツイッター
★アメリアさんからレコードを贈られたゲームセンターさんの動画
アメリアさんがツイッターを開設したのが2013年の6月で
その2ヵ月後にゲーム・センターさんにレコードの動画をアップしました
それからアメリアさんの秘密の活動は始まり、2013年の9月16日の
ツイートから映画『 トゥモローランド 』が全米で公開された直後の
2015年5月24日まで空白の期間があって最後のツイートをしています
この2年間の手の込んだ仕込みも、テスラの死後、支配層が70年以上
時間をかけて秘密の技術開発に取り組んでいた事を考えれば
当然の事だと思います
ただ彼女がツイッターでフォローしているのは、あのウォレスさんだけですから
女性エージェントとしてわかりやすいですけど(笑)
そのアメリアさんが2013年9月にYutubeにアップした動画
『 トゥモロー 』ってのがあります
これはアメリアさんが亡くなったおじいちゃんの想い出の
品から1964年のニューヨーク博覧会を事をもっと知りたくなって
SNSを使って情報を集めだします。その人と情報の繋がりの興奮し
実際にディズニー・ワールドで開催されているARG
ARG は Alternate Reality Game の略で、日本語では「代替現実ゲーム」
★ARG ( 代替現実ゲーム )とは


ディズニーの狙いは、このアメリアさんの動画と同じように
多くの人々が映画『 トゥモローランド 』に隠された謎を解いて
奥の院のシナリオを知ってもらう事だったのですが、残念ながら
欧米では、そこまで盛り上がることなく終わったのです
アメリアさんの動画では、働いている母親までも最後はゲームに参加して
『 トゥモローランド 』のピンバッジを手に入れる感動ものにしてくれていますね
実は、あの映画『ダークナイト』でも、この謎解きのARGが行われ、世界中で
1000万人以上の人が参加をし、2009年のカンヌ国際広告祭のサイバー部門の
グランプリを獲った実績があったのです
この成功をディズニーも狙っていたのかも知れません
その為に映画『 トゥモローランド 』では理想郷となるユートピとは
真逆になるストップ・プルス・ウルトラという、ダークなイメージのサイトに
動画まで用意をして、大衆の興味を煽る作戦に出たのだと思います
しかしこの『 トゥモローランド 』に隠されたARGの答えは、
ディズニーが用意した枠を超えていたのです
それがARGが大成功した『 ダークナイト 』の監督の
クリストファー・ノーランが作った『 インターステラー 』にも謎解きが
込められた原因でしょう

奥の院のパワーは映画会社の枠など超えていて当然です
そして、それがマックィーン・コードだったいう事です
これで点と点がようやく繋がりましたね
★マックィーン・コード

この動画は2013年にディズニーワールドで開催されたD23エキスポでの
ARGゲームのファイナル・ステージの様子です
あのウォレスさんが会場の一角にいて、動画の最初と最後に登場します
ゲームをクリアーした人達が最後(動画16分頃)にシアタールームにて
未来世界の様子が見れて、アメリアさんの動画と一致するエンディングを迎えます
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